みなさん、こんにちは！
ING河辺駅前教室、K先生です。
肌寒い日が続いています。こんな時は体調を崩しやすいので、寝る前に温かいものを飲むことや、十分な睡眠をとるなど体調管理を心がけましょう。
さて、近年入試でもテーマとして取り上げられているSDGsの17の項目について、少し触れていきたいと思います。今日は項目７「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」についてです。
私たちの生活は、エネルギーに支えられています。エネルギーがなければ、工場で働くことも、いろいろな場所に素早く移動することも、畑でできた作物を刈り取り、運ぶことも難しくなります。しかし、現状エネルギーを大量に作ることは、二酸化炭素を大量に発生させることにもつながり、温暖化などの気候変動にも影響を及ぼします。
私たち人類が初めて手にしたエネルギーは火であると考えられています。ギリシャ神話の中では、神プロメテウスが展開の日を盗んで、人に文明を築かせたと伝えられています。いかにして人類が火を得たのかは定かではありませんが、エネルギーとして火を使えるようになったことで人類は大きく進歩しました。やがて、科学技術の進歩による、使うエネルギーの種類と量は次第に増えていきます。そして、エネルギー源としての石油の活用が始まった20世紀以降、エネルギーの使用量は飛躍的に増加します。石油の活用は、地球環境問題を始め、多くの不平等を生み出していくことになります。そして現在、限りある地球資源と広がる格差をエネルギーと言う点からどう向き合っていくかが大きなテーマとなっています。
世界中のどの場所にいてもエネルギーを使える状態にするためには、エネルギーを生み出す原料の値段が安い必要があります。1つの原料だけを使ってエネルギーを作ると、その原料の値段が高くなっていきます。ですから、いろいろな方法でエネルギーを作る必要があるでしょう。地球の環境に与える影響が少ないエネルギーの作り方を開発する必要があります。また効率の良いエネルギーの作り方も必要となるでしょう。
値段が安く、地球の環境に与える影響が少ないエネルギーを世界の様々な場所に住む人々が使えるようになることが現在の課題です。
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