みなさん、こんにちは！
ING河辺駅前教室、K先生です。
肌寒い日が続いています。こんな時は体調を崩しやすいので、寝る前に温かいものを飲むことや、十分な睡眠をとるなど体調管理を心がけましょう。
さて、近年入試でもテーマとして取り上げられているSDGsの17の項目について、少し触れていきたいと思います。今日は項目９「産業と技術革新の基盤を作ろう」についてです。
電気やガス、水道、そして近年では情報通信などのインフラが整備される事は、その国や地域の産業や経済発展に欠かせません。そして、そこに住む人々の生活水準を向上させることに密接につながっています。
産業化と言う視点で見ると、2015年の時点で、後発発展途上国における一人当たりの製造業付加価値は、1年間で100ドルに満たないのに対し、先進地域では5000ドル近くにも達しています。後発発展途上国の国々が、先進地域が過去に犯した環境破壊などの過ちを繰り返すことなく、持続可能な産業化を実現するためには、先進地域が培ってきた技術面の支援が有効です。先進地域もまた、更なるイノベーション(技術革新)を促進させ、資源を効率的に利用すること、様々な場面で省エネルギーを実現することを実行していかなければなりません。
情報通信インフラに関しては、モバイルブロードバンドは、2015年の時点で都市人口の89%に普及していますが、農村部での普及率は29%に過ぎません。ITを利用したり使いこなしたりできる人と、そうでない人の間に格差を狭めるために、できることが求められています。
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