みなさん、こんにちは!
ING河辺駅前教室、K先生です。
週末、ぐずついた天気が続きますが、気持ちを切り替えて頑張りましょう。新町中・青梅1中の生徒は日曜日に定期テストの対策授業をします。しっかり勉強して、高得点を目指しましょう!
さて、今日も漢字検定に合格するために、ちょっとした漢字知識を伝えたいと思います。今日は「幸」についてです。小学校3年生で習う漢字ですので知っている人も多いかと思います。成り立ちの種類では象形文字、部首は「干(かん・いちじゅう)」です。音読みは「コウ」、訓読みでは「幸(しあわ)せ」や「幸(さいわ)い」、「海の幸(さち)」など、「運が良いこと」や「ありがたいこと」などの意味があります。しかし、この「幸」という字、由来を紐解くと必ずしも「幸せ」とは限らないのです。
上の写真は、「幸」の甲骨文字です。上下にある△は罪人がはめる「手かせ(今でいう手錠のようなもの)」で、真ん中の字は「人」を表しています。さいわいにも手かせをはめられるの(つまり今でいうと逮捕されること)を免れた事を意味し、そこから、「しあわせ」を意味する「幸」という漢字が成り立ちました。一方で昔は捕まったら死刑、よくても手足を切られることが多かったですから、手かせをはめられるだけで済んだ=「不幸中の幸い」という意味が転じて「しあわせ」という意味になったという説もあります。
このブログを読んだ君たちは少し賢くなりましたね。さあ、今日も勉強頑張りましょう!
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