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「自我作古」(じがさっこ)の精神

「自我作古」(じがさっこ)の精神

「自我作古」という言葉は、1858年に福沢諭吉によって創立された慶應義塾大学において、「独立自尊」とともに、建学の精神の中心をなす考え方でした。現在の慶應義塾大学では、あまり使われることがなくなりましたが、多くの人がその気概に感銘し使っています。「我より古(いにしえ)を作(な)す」と読みます。「自分が歴史を創り出す」との、気宇壮大な気概があり、「自らが集団の中で手本となって、周囲に良き道を示し、礎となる」との意味で、福沢諭吉は好んでこの言葉を使ったと言われています。
E・H・カーという歴史学者は、「歴史とは何か」(What is History?)という本を出し、時代に一石を投じました。「歴史とは何か」と問われたら、どのように答えますか。とても大きなテーマで、なかなかうまく説明することは難しい問題です。まず、頭に浮かぶのは、社会科の「歴史」の教科でしょう。なかには、「歴史」という教科が苦手な人も、好きな人もいるかと思いますが、「歴史を創る」とは、何を意味するのでしょう。
「歴史」とは、教科書会社が作った「年表」の中にあると言った人がいます。うらがえせば、年表には載っていない「歴史」は、枚挙にいとまがありません。歴史に埋もれた人に、「植木枝盛」という人がいます。「植木枝盛」という人を知っていますか。ほとんどの人が、おそらく知らないと思います。明治時代の「自由民権運動」の先駆者で、若くして亡くなったため、忘れられてしまっていました。戦後、歴史学者の家永三郎によって、業績や生涯が広く知られることになります。当時は日本でほとんど学ばれていなかった啓蒙思想が取り入れられ、現在にも通用する人権思想も取り入れられた憲法草案は画期的なものでした。しかしそれまでの「歴史」の教科書に植木枝盛という人物について記載されている教科書はなかったのです。
まさに歴史に埋もれていたのです。実際には教科書や年表に載っていない歴史が数多く存在しているのです。
NHKの朝ドラ「あさが来た」で一躍有名になった広岡浅子や五代友厚もその良い例です。
慶応義塾大学を創立して間もない時、福沢諭吉は「とかく人は、お金をかければ子供は思うように育つと思いがちです。お金をかけても、梅の木から桜を咲かすことはできません。梅には梅の良い所があることに気がつくべきである。」と言って、成績の振るわない子に不満を持った親を諭したそうです。
「桜梅桃李(おうばいとうり)」という言葉は、「桜(さくら)」は桜、「梅(うめ)」は梅、「桃(もも)」は桃、「李(すもも)」は李の良さがあるとの意味があります。人には、それぞれの個性を伸ばし、独自の花を咲かせることの重要性を示しています。他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べ、明日の自分が光り輝くことが大切だという教えです。自分には自分の良い所があることを信じて、地道な努力を続けましょう。
ING進学教室の教育理念は「社会で勝利する人に!」です。明日の勝利を目指し、今日の努力を忘れてはいけません。ING進学教室で、勝利の歴史を刻んだ先輩方のように、来春には、合格の桜を咲かせて下さい。「自我作古」の精神は、どんなに厳しい状況になったとしても、まずは自分から取り組み、他の人がこうだからうまくいかないと言うのではなく、いかなる困難をも、自分が変えていこうと考え、前へ前へと進んでいく姿勢こそ重要だと教えています。
さあ、今日よりは明日へ向かって、自分自身の歴史を創るために頑張りましょう。自分らしく、自分にしかない舞台で、自分自身の勝利へ向かって、苦闘を乗り越えて、輝く黄金の歴史をつづっていって下さい。

ING進学教室  代表 岡田 弘行

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