【ING河辺駅前】山里は

【ING河辺駅前】山里は

みなさん、こんにちは!
ING河辺駅前教室、K先生です。
 肌寒い日が続いています。こんな時は体調を崩しやすいので、寝る前に温かいものを飲むことや、十分な睡眠をとるなど体調管理を心がけましょう。また、乾燥していますのでこまめな水分補給も心がけましょう。
 今日も冬にまつわる和歌や俳句を紹介したいと思います。今日は平安時代の歌集「古今和歌集」からです。
 

 「山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば」

 作者は源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん)という人です。もともと光孝天皇の孫で是忠(これただ)親王の息子です。本来であれば皇族(天皇の親戚)でしたが、894年に臣籍に下って源姓を賜りました。三十六歌仙の一人で、紀貫之などと仲が良かったようです。
 和歌の意味は「山里は、ことさら冬に寂しさがつのるものだった。人の訪れもなくなり、草木も枯れてしまうと思うから。」というものです。
 この句は掛詞という一つの言葉で二つの意味を含む技法が使われています。結句の「かれぬと思えば」という句に、人のいなくなる「離(か)る」と、草木が枯れる「枯る」の意味が掛けられています。

 このブログが皆さんの勉強の息抜きと、ほんのちょっとの知識を提供できれば幸いです。

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